しおCAFEの裏山には、今が盛りとばかりに
椿の花が咲き誇っています。
万葉集の中で
「巨勢山の つらつら椿 つらつらに 見つつ思はな 巨勢の春野を」
このように古くから椿を賛美し人々に愛されていたようです。
椿の花は散るのではなく花首から落花します。
それが首が落ちる様子を連想させるために、武士の間では嫌った時期もあったようです。
しかし、徳川二代将軍 徳川秀忠が椿の花をこよなく愛したことから
武士や町人にも愛されブームとなりました。
私は雪深い北陸ならではの雪椿がことのほか好きです。
雪の重みに耐えるためのしなやかな枝、
ちょっと小ぶりの深緑の艶やかな葉、
紅の花は春を告げます。
珠洲市にはそんな椿の群生地も有り、珠洲市の花となっています。
能登の椿巡りをして、しおCAFEでお茶をして、2科で田中先生の椿展を観る
こんなコースもデートにお勧めです!
※椿展は3/31まで開催しております。