しおカフェの窓から見るバスに色々と想いを馳せて・・・。
北陸鉄道大谷線Aは一日3回珠洲市飯田に向かう路線バスです。
今は北陸鉄道が引き継いでいますが歴史をたどると
珠洲の地にバスを拓いた偉人、坂下廉次氏の存在が在りました。
【大谷峠を越える路線は、昭和6年(31年)6月30日、「坂下自動車商会」による飯田~大谷間13kmの路線を皮切りに開かれたようです。
経営者の坂下廉次氏は、郷土の発展のために自ずから道路を開拓し、珠洲近郊に幾多のバス路線を開設した人物で、
標高262mの難所・大谷峠をバスの運行に適した道路に改良したのも、この坂下氏だそうです。】
http://www.geocities.jp/kogata79/t-rosenA.html (抜粋)
今の大谷峠は、飯田、大谷峠、大谷間は、奥能登の外浦と内浦を結ぶ、唯一のスカイラインとして
大規模なスロープ式の構造となって平成26年4月に開通しました。
しかし、旧大谷峠も郷土を愛する坂下氏の熱い想いが遺した産業遺産の一つですね。